禁煙に成功した方法、コツ
サバ男のこれまでの喫煙生活
管理人のサバ男は高校生の頃にセブンスター:タール14mg、ニコチン1.2mgを吸い始め、1日に10~20本ぐらい吸ってました。
喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。
いつからかタバコのパッケージにこんな文言が印刷されるも、見て見ぬ振り…。
「タバコを吸うと肺がんになる確立がちょっと上がるらしい。」ぐらいの感覚しかありませんでした。
というか、自分に都合が悪いことは極力知りたくなかったんですw
「自分だけは大丈夫!年とってから止めれば大丈夫!」…そんな気持ちもあったかもしれません。
しかし、30歳を過ぎ健康が気になり始め、徐々にタール、ニコチンが低いものに変え、
33、4歳の頃にはタール1mg、ニコチン0.1mgに変え、それでもズルズルと吸い続けていました。
そして、血液検査で脂質異常症(高脂血症)であることが判明し、いろいろ調べてみると、タバコには様々な害があることがわかり、ついに禁煙を決意したのでした。
タバコの害
タバコの煙は、フィルターを通して吸い込む「主流煙」と、タバコの先から発生している「副流煙」があります。
実は主流煙より、フィルターを通していない副流煙のほうが有害物質を多く含んでいてリスクが大きいのです!
そのリスクの内容とは…
- 肺がんだけではなく、全ての発がんリスクが増加
(全がん1.6倍、咽頭がん33倍、肺がん4.5倍、食道がん2.3倍…) - 中性脂肪、LDL(悪玉)コレステロールの増加、HDL(善玉)コレステロールの低下
- LDL(悪玉)コレステロールが酸化
- 上記2つにより、動脈硬化の促進
(脳卒中、心筋梗塞、狭心症のリスク増加) - 血管収縮による高血圧
- 糖尿病の発生リスク上昇
- 老化促進
- 歯・歯ぐきの着色、口臭
- 抜け毛、白髪の増加
- ニキビや吹き出物、肌のシミ、シワ、たるみの原因
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肺がんになる確率が「ちょっと」上がるだけじゃなかったー!!
これはもう禁煙するしかないな。と思いました。。
せっかく健康になろうと食事療法や運動療法をいくらがんばっても、
煙草吸ってたら何の意味もないんですよね。。
サバ男が禁煙に成功した方法
タバコ、灰皿、ライターを目に付かない場所に退避させ、ストレス、飲み会の少ない時期を見計らって、禁煙をスタート。
自分が吸いたいと思うタイミングはいつかを洗い出し、そのきっかけとなる行動を他の行動に置き換えるか、排除。
例えば、朝起きたら、まず一服してたのを、まずは顔を洗うようにしたり、コーヒーもタバコが吸いたくなるので我慢したり。
それでも、どうしても吸いたくなったら「食後だけは吸ってもいい。」というルールを決めました。
食後以外で吸いたくなったときは、飴やガムを食べて、
最後は、エアータバコでひたすら我慢!
『たばこを吸う真似をしながら、ゆっくり口から息を吸って肺にため、3秒ほど息をとめてから、ゆっくり息を吐き切る。』
イライラが落ち着くまで、数回やりました。
それから徐々にルールを厳しくしていき、「一日一本だけ」、「二日で一本」、「居酒屋やお酒を飲むときだけ」としていきました。
そして、しばらくして煙草を吸った時に
「まずっ!煙っ!くさっ!」
と嫌悪感を感じるようになり、それからはもう吸いたいとも思わなくなりました。
あなたがタバコを吸っているのはなぜですか?
サバ男は「酒と一緒だと酔いが早くまわるから。」「やめたいけど吸いたくなるから。」といった、よくわからない理由でずっと惰性で吸い続けていました。
単純に「美味しいから」、「匂いが好きだから」など、本当に嗜好品としてタバコを心から愛していて、「タバコで早死に?大いに結構!本望じゃ!!」とか思ってる人は無理して止める必要も無いのかな?と個人的には思います。
しかし、私のように「吸いたくなるからなんとなく」や「やめたいのにやめられないから。」など、自分の意志ではなく明らかに依存してしまっている人は一体何の徳があるのでしょう。
たまに「ストレス解消の為にたばこを吸ってる。」という人もいますが、実はそのタバコ自体がストレスの原因だったりもします。
タバコには沈静効果もあるので、「タバコが心の支えだ!」と勘違いしてしまっている場合もあります。
なぜなら、、
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そんな時、仕事などでストレスがかかり二重にストレスを抱えた状態で一服すると「スッキリした。落ち着いた。」と、どちらのストレスも解消されたと勘違いする。
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しかし、実は「タバコを吸いたい」というストレスが解消されているだけで、本来のストレスは何も解決できていない。
というか、そもそも、タバコを吸わない人はストレスをニコチンなしで乗り越えるのです!
「タバコがないと落ち着かない。ストレスが解消されない。」というのはニコチンによるただの洗脳だったのではないでしょうか。
禁煙のメリットと、禁煙して失ったもの
失ったものといえば、喫煙者と喫煙所で話しをしたりする時間や仲間意識ぐらいでしょうか?(笑)
そんなものより、いままで長い間タバコに費やしてたお金や時間、壁や物、歯のヤニ汚れ、周囲への匂い、健康被害…
などの様々なデメリットを考えると、もっと早く止めておけばよかったと思います。
自分だけならまだしも、パートナーの身体にまで害を及ぼしていたと思うと、ホント申し訳ないことをしたな。。と反省しています。
今後は禁煙して浮いたお金で外食に行く回数を増やしたり、趣味に費やしたり、健康サプリに費やしたりして、挽回しようと思います。
止められたから言えるんですが、ホント百害あって一利なし!
いまならまだ健康寿命もきっと取り戻せますし、早いうちに脂質異常症になって逆によかったのかなと思います。(笑)
禁煙で取り戻せる寿命
寿命はタバコを吸う事で短くなりますが、禁煙すれば取り戻せます。
※ 英国人男性医師の調査によるデータです。 Doll, R. et al. : BMJ 328 (7455) : 1519, 2004