コレステロールの酸化を防ぐ食品一覧まとめ
これまでは、LDLコレステロール(悪玉)自体が悪者とされていましたが、実は体の中でLDLコレステロールが活性酸素と結びついて「酸化悪玉コレステロール」になることが問題だとわかってきました。
そこで、LDLコレステロールが酸化悪玉コレステロールになるのを防ぐ「抗酸化作用」のある成分、食品を一覧にまとめてみました。
抗酸化作用のある成分、食品
※以下、含有量は100gあたり。収穫期や個体差があるのであくまで目安。
アスタキサンチン
抗酸化作用はビタミンEの500倍以上!
■1日の摂取量目安:6mg(サケの切り身で2切れ程度)
食品名 | 含有量 (100gあたり) |
紅鮭 | 2.5~3.5mg |
キングサーモン | 1.0~2.0mg |
銀鮭 | 0.8~2.0mg |
からふとます | 0.1~0.5mg |
いくら、すじこ | 0.8mg |
金目鯛 | 2.0~3.0mg |
桜えび(生) | 7.15mg |
桜えび(煮干し) | 2.56mg |
桜えび(釜揚げ) | 1.47mg |
車海老(身) | 0.7mg |
甘海老(身) | 1.0mg |
毛蟹(身) | 1.1mg |
リコピン
抗酸化作用はビタミンEの100倍以上!
■1日の摂取量目安:15mg(大きめのトマト2個分、プチトマトで約15個分)
食品名 | 含有量 (100gあたり) |
トマト(生食用) | 3.0mg |
トマト(加工用) | 9.0mg |
ミニトマト | 8.1mg |
トマトジュース(カゴメ) | 10.0mg |
トマトケチャップ(カゴメ) | 20.0mg |
スイカ | 3.2mg |
グレープフルーツ | 3.2mg |
柿 | 0.7mg |
※通常、スーパーや八百屋に並んでるのは「生食用トマト」でピンク色をしているもの。
「加工用トマト」は完熟した真っ赤なトマトでトマトジュースやトマトケチャップに加工されるとか。
β-カロテン
■1日の摂取量目安:特に無し
食品名 | 含有量 (100gあたり) |
シソ | 11,000μg |
モロヘイヤ | 10,000μg |
ニンジン | 8,200μg |
パセリ | 7,400μg |
バジル | 6,300μg |
明日葉 | 5,300μg |
春菊 | 4,500μg |
ほうれん草 | 4,200μg |
かぼちゃ | 4,000μg |
だいこんの葉 | 3,900μg |
ニラ | 3,500μg |
三つ葉 | 3,200μg |
小松菜 | 3,100μg |
スイカ | 830μg |
ポリフェノール
■1日の摂取量目安:1000mg~1500mg
※ポリフェノールの効果は3~4時間しか続かないそうなので、こまめに摂るといいそうです。
飲料
食品名 | 含有量 (100mlあたり) |
赤ワイン | 230mg |
コーヒー | 200mg |
緑茶 | 115mg |
紅茶 | 96mg |
100%リンゴジュース | 69mg |
食品
食品名 | 含有量 (100gあたり) |
ブルーベリー | 250mg |
いちご | 235mg |
ラズベリー | 215mg |
ぶどう | 192mg |
プルーン | 189mg |
みかん | 105mg |
りんご | 58mg |
桃 | 53mg |
黒オリーブ | 569mg |
紫玉ねぎ | 168mg |
くるみ | 1215mg |
アーモンド | 187mg |
オリーブオイル | 62mg |
以下は「明治 チョコレート効果カカオ」の1粒(5g)あたりのポリフェノール含有量
食品名 | 含有量 (5gあたり) |
チョコレート効果カカオ95% | 172mg |
チョコレート効果カカオ86% | 136mg |
チョコレート効果カカオ72% | 127mg |
>> 【明治】 チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究
まとめ
主に「カロテノイド」(動物や植物の赤や黄色、紫など天然色素の総称)と呼ばれるものに活性酸素を消してくれる働きがあるそうで、アスタキサンチン、リコピン、βカロテンもそのカロテノイドの種類の一つ。
アスタキサンチン、リコピン、βカロテンは脂溶性なので、油で調理すると吸収率が高まるそうです。
熱にも強いので、オリーブオイルや米油で炒めるのがオススメ。(ただし、オリーブオイルは高温になりすぎないように注意。)
それにしても、抗酸化作用のある食品っていっぱいあるんですね。
とりあえず、管理人はマヨネーズを使っていたのをトマトケチャップに変えて…間食にクルミ、チョコレート効果カカオでも食べて…コーヒーで一息ついて…だけじゃダメですかね?w
スーパーや八百屋で天然色素のついた食材を見つけたら積極的にカゴに入れて、バランスよく栄養素を摂取しながら、コレステロールの酸化も防いでいきましょう!
特に魚や野菜、果物の「皮」に栄養があるので、皮ごと食べるのが良い!
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タグ:コレステロール